院長コラム

「500ページの夢の束」

2017年のアメリカ映画。自閉症の女性ウェンディの唯一の楽しみはテレビシリーズの「スタートレック」を見ることであり、その再放送も楽しみにしていた。ある日、「スタートレック」の脚本コンテストの募集があった。ウェンディはやっとの思いで長編のシナリオを描いたが、締め切りが迫っていたために、意を決してハリウッドまで一人でその分厚い原稿を出す旅にでる。ある種のロードムービーだが、一人の女性の成長と家族の絆を深くする人情ものでもあった。  評価 ◎

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