2020年02月

「喜望峰の風に乗せて」

2018年のイギリス映画。単独無寄港で世界一周する過酷なレースに挑んだ実在のイギリス人実業家の挑戦を描いている。これが成功したら凄いことになっていたが、やはり素人で、場所も解らず食料も底をつき大変なことになるという失敗談。緊張して見ていたが、残念だった。評価 〇マイナス

「影 裏」

新作邦画で『えいり』と読む。芥川賞を受賞した原作本の映画化で、舞台は岩手の盛岡。そこのテレビ会社が全面バックアップしている。30歳の独身男性今野(綾瀬 剛)が主人公。そこに転勤して同じ年の同僚:日浅(松田龍平)と親しくなる。その半年後日浅が転職してたまにしか逢わなくなる。そして、東日本大震災が起きて日浅の行方がわからなくなる。彼の言葉「光の当たってない影の深いところに真実がある」がキーであるが、彼の真実は何だったのか? また心を震わす感動のヒューマンミステリー という触れ込みに私は納得&理解できなかった。残念。 評価 〇

「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」

2019年のアメリカ映画。南部を舞台に、孤独な若い漁師とダウン症の青年、それに施設の看護師の3名が図らずも夢を求めて旅をする  というロードムービー。広いアメリカならではの心温まる話。小品ながら感じるものがあった。今年のアカデミー賞授賞式でも主役の二人の男優がプレゼンターとして参加していた。アメリカでも愛された1本ということだろう。 評価 ◎

「1917 命をかけた伝令」

今年のアカデミー賞において10部門でノミネートされ、3部門(撮影賞、録音賞、視覚効果賞)で見事オスカーに輝いた作品。結果的にはそれをゲットしたことに納得した。全シーンをワンカットのように見せている ということで注目されたが、100年以上前の第1次世界大戦での人力による戦いの模様には本当に緊張感を持って観た。先の読めない恐怖もあったし、死と直面している兵士の気持ちも痛かった。評価 ◎

「AI崩壊」

話題の邦画。題名のように近未来AIによって日本人がほとんど健康を含めて管理されるようになる。これを政府の上の者たちがチャンスとしてそれぞれの将来を選別する機械に転用とする、、、というサスペンスアクション。映画ならではのスケール感で描いている。大筋は想定内だが、それなりに楽しめるし未来への警鐘も感じた。主題歌をAI(女性歌手のアイさん)が歌っている。 評価 〇プラス

「ヲタクに恋は難しい」

邦画の新作。題名のようにヲタク(私にはよくわからない存在だが)の若い男女が就職してからの仕事と恋愛の狭間で生きていく様をみせた青春映画。途中で歌やモブダンスを織り込みミュージカル仕立てになっているのが楽しい。それだけで十分だ。但しストーリーにはついていけなかったなあ。 評価 〇

「ダンボ」

昨年のディズニー映画。かつて1941年にアニメーションで制作された映画の実写版。話はよく知っていると思うが、大きな耳で空を飛ぶサーカスの小象が母を探して救出するストーリーを中心に、人間との関りを添えている。お伽話と思えば何も問題ない。評価 〇

「そらのレストラン」

昨年の邦画。『北海道映画』シリーズの第3弾。実在の自然派農民ユニットをモデルに、大泉 洋が悩みながらもチーズ作りに励む酪農農家の主人を演じている。主人公(大泉)はある時有機野菜を用いているシェフと知り合い、仲間と共に妻(本上まなみ)や地域の住民のために青空の下での一日レストランの実現に向けて頑張る様を中心に見せてくれた。気持ちのよい映画だった。評価 〇プラス

「めんたいぴりり」

昨年の日本映画。題名のように「辛子めんたいこ」を製造した博多の夫婦の物語。第二次世界大戦に従軍して生き延びた男が妻と共に「辛子めんたいこ」を試行錯誤しながら完成するまでを描いている。主役は博多華丸。昭和20~30年代の福岡の様子に人情を絡めたストーリーで、福岡の全面協力が感じられた。 評価 〇

「メアリーの総て」

2017年イギリス(他の)映画。原題は”メアリー・シェリー” 。19世紀「フランケンシュタイン」を書いたイギリスの女性作家の半生の映画化。貧しいながらも学のある主人公メアリーが妻子ある詩人シェリーと駆け落ち。その後の苦難の中で処女作を生み出すまでを描いている。当時の風俗や社会環境、そして本を書くという行為が女性としていかに大変だったか ということを見せてくれた。主役のエル・ファニングもすっかり成長して立派な女優になった。 評価 〇プラス

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