2019年12月18日

「カツベン!」

新作の邦画。題名は「活動弁士」のこと。明治・大正時代「無声映画」の上映で説明・解説をしていた人のことで、それを志す若者が主人公。話の内容よりも映画ファンにとっては、その時代の風俗や大衆の生活が垣間見られるのが嬉しい。中で上映された無声映画は、最後(エピローグ)の1本を除いてすべてこの作品のために新たに撮ったものとのこと。いやはや手間暇がかかっている。さすが職人肌の周防正幸監督ならではだ。評価 ◎

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