2019年10月24日

「命みじかし、恋せよ乙女」

よく聞いたフレーズだ。今年のドイツ映画。あの樹木希林さんの「世界デビュー作にして、最期の映画」というのが触れ込みになっていて、広島では連日満員とのことだ。ドイツ人の青年カールが飲酒のために仕事も家庭も失ってしまう。そんなときに日本から「あなたのお父さんの最期を日本で看取った」という日本女性ユウがカールを訪ねてくる。風変わりな彼女と過ごすうちにカールの心は穏やかになっていく。しかし、突然ユウがカールの元から去ってしまう。ユウを探して日本にやってきたカールは茅ケ崎の旅館でユウの祖母(樹木希林)と出会う、、、、。混沌としたストーリーで夢かうつつか不明のような作り方をしていて、東洋的な神秘も感じられた。 評価 〇

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