2019年06月

「ジグソウ:ソウ・レガシー」

2017年アメリカ映画。2004年から謎の男ジグソウが仕掛ける殺人ゲームの恐怖を描いたこのシリーズも彼の死で一応完結したはずだったが、彼を模倣した同様の事件が起こる という新たな続編(?)。内容は相変わらずの流血の多い刺激的なサスペンスホラー。 評価 〇

「天国でまた会おう」

2017年のフランス映画。原題も同じニュアンス。100年前の1918年、第一次世界大戦に従軍していた二人の兵士が主人公。その一人エドゥアールが顔の下半分を負傷する。それを仲間のアルベールが助けて、戦後二人で国家に対してある詐欺事件を起こす、、、、というストーリーだが、その話を超えての友情や人生の機微がちりばめられていて、痛い中にも不思議な感動があった。久しぶりに心を動かされた映画。フランスでは『セザール賞5部門受賞で大ヒットしたようだ。これぞ大人の映画だ! 評価 ◎プラス

「グレート・アドベンチャー」

2017年の中国(香港)映画。題名からはどんな映画か解らなかったが、超人的なアクションとコメディ要素を取り入れていて、かつての香港映画を彷彿とさせられる作品。最後の大仕事としてルーブル美術館の秘宝を狙う中国系の泥棒たち(アンディ・ラウ ほか)とそれを阻止して逮捕しようとするフランスの刑事(ジャン・レノ)との攻防。観終わった後何も残らないのも相変わらずだ。 評価 〇

「ゴジラ  キング・オブ・モンスターズ」

ハリウッドリメイクだが、東宝も噛んでいるようだ。その東宝での『ゴジラ』シリーズでは最近のものはましになったが、かつてのシリーズではありえないというか荒唐無稽が度を越していた。本作もそれを踏襲してしまった。突っ込みが多すぎて、怪獣バトルがかすんでしまった。残念! 評価 △

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